故障かなと思ったら:散水車

症状 調べるところ・対処の仕方
ポンプが回らない
  • PTO レバーがストロークエンドまで引かれていますか?
  • クラッチペダルを踏み直してみてください。
水を吸わない
  • レバーコックの位置が合っているが、タンク内の水が空になっていませんか?
  • 呼び水を行いましたか?
  • 吸水口が水中に完全におさまっていますか?
  • 他のコック、バルブが開放されていませんか?
  • 吸水ホースに穴などがあいていませんか?

どうしても直らない場合は、出庫した営業所に機械名と管理番号(R-○○○○○)をお知らせください。

取扱注意事項

  • ポンプは空回転および過回転はしないでください( 車両に表示の適正回転数で使用してください) ポンプの焼き付きの原因になります。
  • 水ポンプを使用しない時は必ず”PTO” を「OFF」にしてください。 “PTO” を「ON」のまま走行するとポンプが焼き付き破損するばかりでなく、車両のトランスミッションも破損する恐れがあります。
  • 砂、砂利などの固形物は吸入しないでください。 ポンプおよびコックに噛み込み破損の恐れがあります。
  • 各ボールコックのレバーは斜め位置のままで放置しないでください、パッキンが変形し、漏れの原因となります。
  • バスケット・ストレーナが水面に出ているとエヤーを吸い込み、吸い込み不良となります。 また底部に沈めると砂・泥などを吸いトラブルのもととなります。
  • 点検・整備時には回転している部分には触れないでください、ポンプ又はドライブシャフトなどの回転状況の点検時以外はエンジンを停止して点検・整備を行ってください。